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…信じられなかった。

…ずっと。

だって、嘘だよね。

ねぇ、雲雀さん。



視線の先。
そこには、雲雀と手をつないで、幸せそうに笑ってる、紅亜の姿。


「…………理由って…それ?」

無理に、笑いがこぼれて。

「…雲雀さんって、そうゆう人だったんだっけ。」


あたし、何言ってんの?

「……新しい彼女、ってこと……」

お願いだから、もう何も言わせないで。

「…………う…ッ……」

あたしは、その場に座りこんだ。



…何が、いけなかったの?

あたしたち、分かり合えなかったっけ。

分かり合えてなかったのかな。

ねぇ、雲雀さん。


……今

あたしが現実に見ていること。

雲雀さんの口で


〃嘘だよ〃って答えてよ。

ねぇ。
お願い……。

お願いだから…………


嘘だ、って………

言ってよ……………。





         



あたし、あれからどれだけ泣いた?

夜ずっと泣いて
雲雀さんのこと思い出して


紅亜さんと手つないでること
噛み締めて
嘘って

自分に言い聞かせて。

儚い夜を嫌った。

悲しくて
信じられなくて
怖くて…。

雲雀さんは

もうあたしのこと嫌いなんだよ、って。
自分に言い聞かせたんだっけ…。



ふらふらと歩いて、門の前で立ち止まる。
…学校に入るのが、怖かった。

また、あんな幸せそうな二人を見るのかな。

そう思うと、吐き気がする。

「…………行か……なきゃ…。」

ふら、と立って、あたしは歩き始めた。




…もうきっと

応接室けくることは、ない。

…もうきっと

雲雀さんと話すことは、ない。

もう……









終わったことだから。
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泉井 緋紗

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